薬師寺展 東京国立博物館

数は多くないけど、国宝の名品ばかり!!

仏像では

日光・月光両菩薩

聖観音菩薩立像
八幡三神坐像  三体

絵画では
慈恩大師像
板絵神像(重文)


そして超有名な
吉祥天像

他にも仏足石(これも国宝)
三重の塔のてっぺんの水煙(精巧なレプリカだったけど)


などなどスゴイ展示物ばかり

特に仏様たちは普段は光背がついたり、筺に入って状態で鎮座されているので、
今回の展示では普段はまずみることができないアングルから観覧できる貴重な機会

日光月光両菩薩が、今後揃ってお寺を出ることはまずないだろうだから
後ろ姿を目に焼き付ける。

これだけの大きさの仏像なのに、一体成形の鋳造で制作されて
しかも光背に隠れて見えないであろうところまで、きちんと作ってあるところには
もう脱帽。

1300年前に、これほど精緻な鋳造技術があったなんて・・・



聖観音菩薩立像は、そういう見方をするのもあれだけど、
くびれが・・・・・
日光月光両菩薩はメタボ腹wwなんだけど、こちらはキュっとしまったスレンダー
なウェスト

普段は厨子に入って鎮座しているそうなので、この仏様も側面や後ろを見られるのは
非常に珍しい機会

八幡三神坐像もかなり近づけるので、実物の詳細なデティールをしっかり見ることが可能
1200年前の色がこんなにも鮮やかにのこっているなんて!

今回の展示会は、展示物がそれほど多くない分、余裕を持った配置なので
その分メインの展示物の仏様をいろんなアングルから見ることができるのは嬉しいところ
(まぁ、パスポートで見てる分格安料金なので、満足できるのかもしれないけど、
 1500円払ってる人はこのボリュームだと、ちょっと不満かな?



慈恩大師像はさすがの迫力

そして今回一番見たかったのが、吉祥天像!
現存する日本最古の絵画といってもいい絵画にすぐ近くまで接近して見られる
とは思わなかった!
写真じゃわからない質感や、羽衣の透けた感じなど、ホンモノに近づける
からこそわかることがたくさん。

比較的空いている金曜日の夜間に見たので、ゆっくり鑑賞できたのはありがたい限り

今回の目玉は両菩薩像よりこちらかもね。
日本史の教科書に必ず載っているような作品だし。


万燈会は残念ながら雨天のため中止
まぁ、これは屋外展示なので入場にチケットはいらないから、また金曜日に来れば
いいかな。

しかし関連行事の
http://www.tnm.go.jp/jp/servlet/Con?pageId=B01&processId=01&event_id=5141
河村隆一石井竜也トークショーってのはどうなんだ?ww


関連行事の
「もう一つの薬師寺」展も面白そうだわね。
http://www.yakushiji.or.jp/tokubetsu_detail/20_otheryakushijiten/20_otheryakushijiten.html


5月12日には薬師寺管主の講話もあるそうなので、その日に行ってみようかと
思ったら、その日休館日か!

薬師寺管主の講話のあとにセクキャバとかすばらしき大人の休日ww