歌舞伎座 團菊祭 昼の部
楽日の3A最前列で観劇
一幕目は
義経千本桜 の
渡海屋
大物浦
素直にエビちゃんすげー!
こういう豪傑の役をやらせたら天下一品だわ。
やっぱり海老蔵はこうじゃなきゃダメなんだよ〜
二幕目は
3256の喜撰
これもさすがの3256、何をやっても華があるわ〜
満開の桜の中で踊る姿が実にキレイ
三幕目は
極付 幡随院長兵衛 公平法問諍
落語や講釈でもおなじみの幡随院長兵衛のお話
幡随院長兵衛には團十郎
奥方役には藤十郎、(わざわざこの役だけのために上京!)
敵役には菊五郎、
三津五郎、海老蔵、松緑と豪華メンバーせいぞろい!
最初の幕は芝居小屋のシーンから始まるので、劇中劇の形式
で進行
芝居の中でお芝居を観るのはなんだか不思議な気分
團十郎は客席から登場したり、普段は浄瑠璃方の鎮座する御簾内から
菊五郎が現れたりと、舞台全体を使った大胆な演出
團十郎演じる長兵衛は貫禄充分、本当に粋でかっこいい
まさに大看板にふさわしい役どころ
反対に菊五郎の水野十郎左衛門は大悪人って訳でもなくただ単に
旗本の威を借りて威張り散らすだけの小物なので、もう少しかっこよく
描いてもよかったんじゃないの?
(團菊祭って銘打ってるくらい何だし)